クリニックでのED治療が必要な種類は3つ！特徴と原因を解説

機能性EDの特徴

機能性EDは心因性EDと分類されることもあり、様々なEDの中で最も多いパターンとされています。過度な緊張や夫婦関係に関するストレス、性行為の最中に勃起が持続しなかったことによって相手を満足させることができなかったという精神的なストレスが重なることで発症するのが一般的です。機能性EDは陰茎そのものに異常があるのではなく、精神的な問題が起因して勃起しなくなっているので、ストレスを解消したり緊張をほぐしたりする必要性があるでしょう。

器質性EDの特徴

器質性EDとは精神的なストレスではなく、高血圧や高脂血症、動脈硬化や糖尿病、男性ホルモンの低下、老化、または陰茎の外傷などによって勃起しなくなるのが特徴です。

場合によってはうつ病やうつ病の薬の副作用でEDになることもあるので、精神的なものでもEDになる可能性があります。この場合、原因となる身体的病状を改善するのが先決です。検査を受けて該当する病気が見つかった場合、それを治療することでEDが治る可能性は十分にありますよ。

混合性EDの特徴

混合性EDとは、上述した機能性EDと器質性EDの両方が合わさって起こるのが最大の特徴です。

高血圧や高脂血症を初めとする身体的な原因と、精神的なストレスを初めとする精神的な原因が合わさっているので、かなり根が深い問題を解決していくことになるでしょう。治療方法として、機能性EDを発症させている原因の改善を行いつつ、精神的なストレスを解消する治療を行うのが一般的ですが、ED治療薬を使用する方が効果が期待できます。